ホステスの接客術1. 上品な言葉遣いを心がける

先日、お客様とレストランで食事をご一緒している時に、隣のテーブルに座っている女性が「え?今日は奢ってくれるんですか?ご飯、タダで食って良いんですか?」と喜んでいる姿を見ました。

とても可愛らしい若い女性だったのですが、「タダで食って良いんですか?」と言う言葉があまりにも乱暴で、とても同じ女性が話しているように思えませんでした。

普段どれだけ上品そうに振舞っていても、普段から使っている言葉は誤魔化しようがありません。
とっさに乱暴な言葉が出てしまうのです。

ホステスの仕事も同じです。
急に高級店で仕事をし始めたからといって、普段から使う言葉が汚く乱暴だとお店でも同じような言葉を使ってしまいます。
これは1日・2日程度では矯正出来ません。

もし今後、高級クラブで仕事をしたいと考えているなら、せめて外に居る時は出来るだけ上品で丁寧な言葉遣いを心掛けてください。
普段から使っている言葉は誤魔化せません。
面接でも言葉遣いが乱暴な女の子は不採用になってしまいます。

ポイント
言葉遣いは毎日の習慣が反映される。
普段から美しい言葉で話す習慣をつけましょう。

接客術2. 世の中のできごとにアンテナを張る

お店には毎日様々なお客様が来店されます。
会社の重役クラスの方はもちろん、中には文化人、有名人、スポーツ選手に政財界の方など様々な方面で活躍されている方がお店にやって来られます。

そんな方々を相手に楽しくお話をしなければならないため、たくさんの話の引き出しを作っておく必要があります。

ネットニュースをチェックして、世間を騒がせているニュースは必ず頭に入れておきましょう。
政治や経済方面のニュースも当然チェックしますし、芸能や時事ニュースも目を通しておきます。

お堅い会社の方だからと言って難しい話ばかりではないのですが、「君、最近こんなニュースを知ってるかい?」と話題を振られて「全く存じ上げません」では困りますから、ある程度の知識は頭に入れておく方が良いのです。

もちろん知らなければ知らないでお客様は楽しそうに教えてくれますけれど、「時事問題なんて何も知りません。興味ありません」ではお客様もつまらないですよね。

世の中の出来事に常にアンテナを張り、話題のきっかけになるように話のネタを準備しておくと、いざと言う時に困りません。

ポイント
いざという時の為に話題のネタや情報はなるべく多く頭に入れておく。
共通の話題で楽しく会話できるようにしておきましょう。

接客術3. 話すよりも「聞く」を意識する

個人的な意見ですが、お店に来店されるお客様の多くが「ホステスに知らない事を教えてあげたい」「ホステスに自分の話を聞いてもらいたい」と思っています。
もちろんホステスの意見を聞いたりされるのも楽しみなのですが、やはり一番は「自分の話を聞いてもらいたい」のです。

ですから「ほなみちゃん、今日も綺麗だね」と言われたらすかさず
「ありがとうございます。〇〇様も、今日は素敵なネクタイとスーツをお召しですね。もしかしたら、高級ブランドですか?まあ、素敵ですね」
と褒めてスーツやネクタイの話が出来るように話題を相手に振ります。

もし新調したシーツやネクタイの話がしたいならそこでしばらく話が弾みますし、本人がスーツの事に触れたくないなら「まあ、そうだね。ところでほなみちゃん、先週ロスに出張に行っててね。実はお土産があるんだよ」と話題が切り替わればスーツの話にはそれ以上触れる必要はありません。
何らかの事情で本人が語りたくない話もたくさんありますからね。

その場その場の状況により、臨機応変に話題を変えていきましょう。
アレコレと話題を振るうちに、お客様が前かがみになって熱心に語ってくれる話題に引っ掛かります。

そのお話を楽しくお聞きする、それがホステスの役割です。
気持ちよく喋るのはホステスではなくお客様なのです。

ポイント
お客様の「話したい欲」「聞いてほしい欲」を満たす。
一緒にいると居心地が良くて何でも話せてしまう”聞き上手なホステス”を目指しましょう。

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